アフガン・イラク・北朝鮮と日本

世間体、年相応、分をわきまえろ、空気を読め…毒親イデオロギーの家父長制粉砕!

仲間からの手紙を読んで

 
親父の死をきっかけに高石の実家に戻って早1か月。その間色々ありましたが、その中にはこんな事もありました。
私はいずみ生協に勤めていた時は職場の共産党組織に属していて、生協を辞めてからも数年間は地元高石の居住支部で活動していました。やがて仕事の関係で支部会議に出れなくなり離党しましたが、それからも支部の党員とは交流を続けていました。その居住支部の方が、私のブログを読んで、私が実家に戻った事を知り、下記のお手紙を実家の郵便受けに投函してくれました。お手紙公開の許可を頂いたので、ここに紹介したいと思います。
 
お帰りなさい、○○様
○○の○原です。ご無沙汰です。又お付き合いをお願いしたいと思います。
お父様がお亡くなりになられての、お帰りとブログに書かれていましたが、8年ぶりのご実家はいかがですか?高石にはちょこちょここられていたのでしょうが、ゴミ出し一つでも浦島太郎みたいですね。
お仕事に行かれるのは少し不便でしょうか?朝早く帰宅は遅いのでしょうか?
今後後援会活動等ご協力をお願いすることもあるかとおもいます宜しくお願い致します。
お家の並びの○田さんがお亡くなりになられました。○川さん、○上さん、○田さんもです。メンバーがガラリとかわっています。
赤旗日曜版」をお届けします。又ご購読を宜しくお願いいたします。(以下略)
 
私はこの手紙を読んで、早速近くの〇田さんのお家に挨拶に伺いました。そうしたら何と、〇田さんの家内の方から、お家の中に招き入れられ、〇田さんにご焼香を上げさせて頂いた上、お茶菓子まで呼ばれました。私はいつも〇田さんのお家で共産党のビラを受け取り、ビラを近隣の300戸余りに配布していました。そんな思い出話に花を咲かす事になりました。
 
そして、お手紙と一緒に同封されていた共産党の下記のアンケートに以下の回答をしました。しかし、回答はしたものの、それをどうやって届けたらよいか悩みました。手紙には〇原さんの住所が書かれていたので、そこに届けても良かったのですが、ネットで調べたら共産党のホームページにも同じアンケートが載っていて、ネットでも回答できるようになっていたので、アンケートに書いた文章をそのままネットで送りました。下記がその回答内容です。
 
「あなたの声を届けます」要求アンケート2025
①暮らしの実感を教えてください(レがチェックを入れた項目です。以下同じ)
・ゆとりがあり、不安はない レ不安はあるが、ゆとりはある ・不安が多く、ゆとりもない ・すぐに助けてほしい
※お困りのことがあればご記入ください(自由記入欄とその回答。以下同じ)
高石市のゴミ収集システムが不便で煩雑すぎる。生ゴミ回収週2回、資源ゴミ回収2週間に1回の少なさもさる事ながら、無料普通ゴミ処理券の配布枚数1人世帯は年間102枚だけでは到底足らない。1日生活するだけでもレジ袋1袋分(約15L=ゴミ処理券1枚分)の生ゴミが出るのに。原発の核のゴミやPFASなどの産業廃棄物こそが環境破壊の元凶なのに、それを放置して一般庶民の生活ゴミ排出量ばかり規制するのは「おかどちがい」も甚だしい。
 
②どんなことに暮らしの不安を感じていますか?
・給料、働き方 ・子育て ・学費、教育費 ・進学、就職 ・事業の継続、後継者 レ医療、介護、年金 ・差別や暴力 ・校則、学校生活 ・住まい ・公共交通
※自由にご記入ください
公的年金だけで普通に生活できるようにしてほしい。誰でも1日8時間週40時間働いたら普通に生活できる社会を。
 
③政治の課題だと感じていることは?いくつチェックしてもOKです。
レ企業・団体献金 ・賃上げ レ労働時間の短縮 レジェンダー平等 レマイナ保険証 ・子育て支援 レ社会保障 レ税金の集め方、使い方 レ災害対策 レ気候変動対策 レ原発、エネルギー レ食料自給率 レアジアとの外交 レ核兵器の廃絶 レ沖縄の基地問題
※政治に求めることがあればご記入ください
あり過ぎて到底この欄だけでは書き切れない。
 
日本共産党と「しんぶん赤旗」についての印象(すべて自由記入)
主張自体は正しいが活動スタイルは完全に時代遅れ。
・「民主集中制」→いくら党内で民主的に議論しても、「内輪の議論」にとどまっている限り、「井の中の蛙」になってしまう。富田林のパワハラ隠蔽事件もそれが原因。確かに他党の「党首公選制」も実態は党幹部や国会議員の「談合」に過ぎないが、それを口実に公選制を拒否するのは反民主的。
・「しんぶん赤旗」→このインターネットの時代に、いつまで「紙の新聞」に固執するのか?「赤旗」もWebやSNSに活動の主軸を移すべきでは?
 
 そして、手紙をくれた〇原さんにも下記の返事をLINEで送りました。
 
おはようございます。プレカリアートです。
心温まるお手紙、有難うございます。同封されていたウーバーイーツの割引券で4千円値引きの特典をゲット出来ました!後日使わせて貰います。
(中略)
同封されていた共産党の生活アンケートは、ウェブでも返信出来るので、同じ文面をウェブで送信しました。
そのアンケートにも書きましたが、普段のゴミ出しはどうされていますか?
ブログにも書きましたが、高石市はゴミの分別・削減を煩く言って来ます。私なぞは、3月までの無料券は転居ゴミの排出で使ってしまい、今は有料券を貼って普通ゴミを出しています。
前市長の思いつきで始めた、このゴミの分別・削減政策ですが、近所の人も四苦八苦されているようです。幾ら1人世帯でも毎日レジ袋1個分(処理券1枚分)のゴミが出るのに、年間たった102枚の無料処理券だけで収まる訳がない。
その為、賃貸暮らしの時はしていた自炊も諦め、今は〇〇(近所のスーパー)で手作りの惣菜弁当を買って食べています。あそこの弁当は本当に美味しいです。
でも、あそこのウリは弁当だけで、他の品揃えが酷過ぎます。パンなぞは本当に菓子パンぐらいしか売っていません。少し離れた〇〇(別のスーパー)もパンは菓子パンばかり。だから、昨日からは食パン買ってトーストするようになりました。
私は今はもう共産党員ではないし、松竹さんの除名についても賛同は出来ませんが、地域のビラまき応援ぐらいなら、都合の良い日に手伝わせて貰います。(以下略)
 
ただ、正直言って、今の共産党の体たらくでは、とても他の人に入党をすすめる気にはなれません。確かに、自民党の裏金問題を暴いた「しんぶん赤旗」や、それを発行している共産党の功績は素晴らしいと思います。でも、党のアンケートに書いたように、いつまでもそんな過去の栄光に縋り付き、「紙の新聞」離れが進む中でも、「赤旗」の拡大一本槍では、しまいには誰も付いて来なくなります。
 
この前も、福岡県で、共産党を解雇された専従役員の方が、党に対して未払い残業代を請求する為の裁判を起こしました。それに対して共産党は、「専従役員はいわば革命家であって、普通のサラリーマンとは違う。ただ働きでこき使っているというならともかく、少なくとも食えるだけの給料を基本給として払っているのだから、後は人民に奉仕するボランティアとして働くべきだ」と反論しているそうです。(実際はもっと複雑な事情もあるようですが、分かりやすく説明する為に敢えて単純化しました。間違っていたらごめんなさい)
 
一見もっともらしい理屈ですが、こんな姿勢で、教師や生協職員の長時間労働を規制する事が出来るでしょうか?教師は「聖職」、生協職員も「消費者運動の活動家」名目で、残業代未払いのまま自宅に仕事を持ち帰って、ただ働きを強いられて来ました。それどころか、職場内のパワハラ、セクハラですら、「聖職であるが故の困難」「運動に付き物の試練」という形で、事実上「黙認」されて来ました。たとえ、どんなに「素晴らしい」仕事に就いていようとも、それを口実に「やりがい搾取」を容認するのは間違っています。共産党の「専従役員=革命家」論もそれと同じではないですか。
 
その一事を以てしても、共産党の感覚が、世間一般の感覚とずれてしまっているのではないか?そんな疑念がどうしてもぬぐえないのです。そんな世間一般の感覚とずれた人たちが、いくら集まって党内で「民主的」に議論を尽くしても、ずれた結論しか出ないのはもはや明らかです。だから、私は党首公選制の導入に賛成するのです。
 
共産党が党首公選制に反対している、もう一つの理由は、かつて権力側からスパイを送り込まれたり、ソ連や中国から内政干渉をしかけられたりして、内部を引っかき回されたからでもあります。でも、もしそうだとしても、スパイや内政干渉の策動も、民主的な議論を通して克服するより他に道はありません。スパイだと断定した側が実はスパイかも知れないのに、誰それを勝手にスパイ呼ばわりする権利なぞ党指導部にはありません。
 
しかし、ではその共産党を批判し、党首公選制を導入している他党はどうか?例えば自民党は、総裁選に立候補した人は多くいたけれども、どれもこれも派閥の長ばかり。一党員には国会議員の何十分の一の投票権しか与えられていません。これで本当に民主的な党運営だと言えるのか?実態は党首公選制ではなく、単なる党首談合制に過ぎないではないか。
 
野党も実情は自民党と似たり寄ったりです。立憲も維新も、投票権を行使できるのは実質的に国会議員のみです。一党員や一サポーターは「お飾り」にしか過ぎません。一見「手作り感」満載の「れいわ新選組」も実情は同じです。山本太郎代表に党の全権限が集中し、「入党手続きを経た国会議員、地方議会議員、首長、及び予定候補者、並びに代表が必要と認め役員会の承認を得た者」しか党員(構成員)として認められないのです(同党規約第4条の2)。
 
これが日本の政党の実情です。日本の民主主義の実情です。だからと言って、どの党もダメだと斜に構えて、政治に無関心なままでは、それこそ権力者の思う壺になってしまいます。私は、そんな奴隷みたいな人間にはなりたくないので、今後も政治に対して自分の意見はどしどし言っていきます。自民党や立憲、維新だけでなく、共産党や「れいわ新選組」に対しても。共産党の知人からビラ撒きを頼まれた場合も、ビラの内容を見て、自分が納得した物だけ撒かせてもらうつもりです。