

しかし、この実家2階の私の寝室に掲げた手製・即興のアンチ毒親ポスターも何だかなあ。「なべくら雅之」みたいなノリになってしまって草w。
なべくら(鍋倉)雅之は日本共産党員のイラストレーターで、参政党に対する抗議街宣を続けているが、そのやり方が少々過激で、左翼仲間の中でも賛否が割れている。
どういう風に過激かと言うと、参政党の選挙演説を発煙筒焚いて妨害したり、候補者の梅村みずほに対して中指立てたり。

確かに、かつての在特会(在日特権を許さない市民の会)の様に、朝鮮学校やコリアンタウンに押しかけて、朝鮮人皆殺しを叫ぶ様な真性のネオナチに対しては、発煙筒焚いたり中指立てたりするのもアリだろう。
また、参政党代表の神谷宗幣も、「日本は天皇が支配する君民一体の家族国家」だと言って、国民主権や民主主義を否定するトンデモ発言を繰り返している。
でも、少なくとも参政党は、在特会の様な「朝鮮人皆殺し」を叫ぶ真性のレイシストではない。精々バカなネトウヨでしかない。
代表の神谷も、前述のトンデモ発言を繰り返す一方で、共産党のグローバリズムや新自由主義に反対する姿勢に対しては、「思想は違っても評価する」と言っていた。
在特会はこんな事は決して言わない。「反日サヨクは朝鮮人の手先だ、皆殺しにしろ」としか言わない。
これを見ても分かるように、参政党は在特会とは違う。思想は違ってもまだまだ対話は可能だ。これは実際に参政党の運動員と何度も対話した私の経験からも言える。
そんな相手に、発煙筒焚いて選挙演説を妨害したり、候補者の女性に中指立てたりしたらどうなるのか?
まだ中指を立てるだけなら顰蹙(ひんしゅく)を買うだけで済むが、発煙筒焚いて選挙演説を妨害するとなったら、もはや公職選挙法違反の犯罪行為だ。これでは共産党こそがネオナチで、「スターリン官僚、赤いファシスト」だと思われても仕方がないだろう。
欧州では極右の台頭が著しい一方で、その極右に反対する反ネオナチ勢力の力も強い。現に反差別のカウンター活動を支援するドイツ左翼党が選挙で支持を拡大している。
しかし、これは欧州にはレジスタンスやパルチザンの伝統があるからだ。共産党が反ネオナチの代表格として、かつてはフランスやイタリアで野党第一党の地位にあったからだ。
そんな伝統もない日本で、欧州のモノマネだけしても、かえって足元すくわれて余計に支持を減らすだけだ。
以前の共産党なら、こんなバカな真似は絶対にやらなかった。昔の学生運動が盛んだった時代も、中核派・革マル派などの極左や部落解放同盟などの暴力的なやり方を厳しく批判し、彼らとは一線を画していた。
それが、党員の一部であるとは言え、何故こんな「極左」もどきの「反差別行動」を黙認するようになってしまったのか?
一時は大いに盛り上がった北朝鮮拉致被害者救出運動が、その後、急速に萎(しぼ)んでいったのも、救出運動の一部に極右が紛れ込み、「朝鮮人皆殺し」を叫ぶ在特会みたいな連中が、「救う会」(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)のデモに参加するようになってしまったからだ。
「救う会」も、表向きは「我々は在特会とは違う」と言っていた。しかし、実際は「救う会」のデモで在特会が「朝鮮人を海に叩き込め」と叫んでも黙認していた。
今の共産党も、表向きは「言論にはあくまで言論で対抗する」と言っている。でも実際は、このような一部党員の暴走行為を黙認し続けている。このままでは、共産党も、かつての「救う会」と同じ道をたどる事になるだろう。
だから、この手製の反毒親ポスターも、あくまで実家の中だけで掲げる事にする。但し、参政党についても、「毒親や家父長制を果たして擁護する立場なのか?」と言う事については、とことん問いただして行きたいと思う。
