

「しんぶん赤旗」の「読者の広場」欄に以下の投稿を送りました。
大阪にある某スーパー物流センターの現場で働いていますが、職場は慢性的な人手不足で、今や作業員の過半数が外国人のバイトです。日本語は片言しか喋れず、漢字はおろか平仮名や片仮名も読めず、数字も満足に書けない人も少なくありません。万国共通の数字ですらも、外国人の字形は独特で、読めない場合も少なくないのです。
私は参政党の主張する外国人排斥には賛成しませんが、外国人採用における語学力審査はもっと厳しくすべきだと思います。でないと仕事になりません。それ抜きに外国人との共生だけ主張されても違和感しか感じません。その点については如何お考えでしょうか?
以上が「しんぶん赤旗」編集局に送った投稿です。確かに私の職場は昔も今も人手不足です。「幾ら募集をかけても人が来ないから外国人に頼らざるを得ない」と会社は言います。
でも私はそれを額面通りに受け取る事は出来ません。何故人が来ないのか。低賃金で長時間労働だからです。そんな職場には誰も来ません。外国人だって本音ではそんな所で働きたくはないはずです。
だから外国人が来る前は碌でもない人でも雇わざるを得なかった。そんな人ばかりなのでコンプライアンスもクソもなかった。パワハラ・セクハラも日常茶飯事。それで辞めていく人も多かった。
それを改善せずに、外国人さえ雇えば万事解決すると思ったら大間違いです。外国人に対する教育も入社時だけで、後は全て現場任せ。時給千円チョイしかもらっていないバイトに、外国人の通訳みたいな仕事まで丸投げするな。
運輸業界では長時間労働も当たり前。運送ドライバーには労基法が適用されずに、長時間労働も当然のように行われていた。ドライバーも、基本給が低いので、残業しなければ生活出来なかった。
それが「働き方改革」で、2024年度からは、ドライバーにも年間960時間の残業規制が適用されるようになった。
本来は労働者の命を守る為に適用されるようになった最低限の規制なのに、そんな規制すら適用されたら企業経営が成り立たなくなると大騒ぎ。これがいわゆる「2024年問題」です。
アホかい。年間960時間÷12ヶ月÷月20日出勤に置き換えれば1日4時間まで残業させる事が出来るのです。残業も含めたら1日12時間労働。こんな過労死スレスレの大甘規制すら守れない企業は淘汰されて当然です。
ところが中小企業や、運輸・医療業界では、いまだにそれが当たり前みたいになっている。それもこれも、大企業やデイトレーダーみたいな奴らが、中小企業や運輸などの3K労働者を搾取しているからではないですか。
これがいわゆる「日本経済の二重構造」です。財界応援団の自民党は勿論、国民民主党や連合などの労働団体も、主な構成メンバーは大企業正社員なので、この二重構造には手をつけようとしない。私らのような3K業界の非正規労働者にとっては、自民党も国民民主党も「同じ穴のムジナ」でしかない。
外国人を雇うより先に、この搾取の二重構造を解消するのが先だろう。現場のバイトに外国人のお守りまで押し付けるなら、それに見合うだけの賃金と余暇と教育機会をちゃんと提供せよ。
そして共産党も、「弱い者の味方」を名乗るなら、外国人との共生よりも先に、この搾取の二重構造解消にまず動けよ。社会的弱者が、その鬱憤を自民党や財界にではなく外国人にぶつけるのも、「貧すれば鈍する」(人は貧乏になれば利口な人でも愚かになる)からだ。
貧困そのものを無くさずに、幾ら外国人との共生を説いても「馬の耳に念仏」でしかない。搾取の根絶こそが共産主義の真骨頂なのに、実際は共生のお題目を説くばかり。そんな体たらくでは、国民民主党や参政党にお株を奪われるのも当たり前だ。