アフガン・イラク・北朝鮮と日本

世間体、年相応、分をわきまえろ、空気を読め…毒親イデオロギーの家父長制粉砕!

キャッチコピーを変更しました。

 ブログ欄の右上部にあるキャッチコピー(ブログの概要説明文)「戦争もリストラも拉致もゴメンだ!」の、「拉致」の部分を「人権抑圧」に変更しました。それに伴って、当ブログのエントリー記事「ブログ開設宣言」「今こそ改めて「戦争もリストラも拉致もゴメンだ」の声を」や、エントリー分類カテゴリーの当該部分も同様に変更しました。尚、旧サイトのキャッチコピーについては、変更を加えず歴史的文書としてそのままにしておきます。

 何故、変更したのか。それは、「拉致」というと、今の日本の言論状況下では、ともすれば、「横田めぐみ」云々に始まる「日本人拉致」問題としてしか捉えられない向きがあり、「それでは拙ブログの立場・方向性とは少し違うのではないか」という気がしていたからです。
 
 単に「拉致」だけに限ってみても、拉致されたのは日本人だけではなく、タイのアノーチャさんを始め、中国や中東・東欧圏の人々も北朝鮮に拉致されています。そして、朝鮮半島の南北対立の歴史の中では、南も北もお互いに拉致合戦を続けてきました。またそれとは別に、離散家族の問題なども在ります。もっと言えば、拉致は何も北朝鮮だけの専売特許ではなく、例えばイラクやネパール・チェチェン、コロンビア・アルゼンチンなどでも、政府軍・反政府軍や米軍などの外国駐留軍なども共に拉致合戦を繰り広げて来ました。
 そう考えると、単に「拉致」、それも「日本人拉致」に限定した捉え方では、「強制収容所」など、「拉致」よりもっと本質的な北朝鮮国内の人権抑圧問題が視野から外れてしまいます。

 また、旧サイトを立ち上げた段階では、当該部分では主に北朝鮮拉致問題の事を想定していたのですが、今のブログでは北朝鮮だけでなく中国国内の人権抑圧問題も取り上げ始めていますので、そういう意味でも今の言い回しのままでは間尺に合わなくなってきています。

 そして、北朝鮮や中国の人権抑圧問題の捉え方にしても、ブッシュ・ネオコン流の「悪の枢軸」論や反共カルトの「大紀元・九評共産党」の様に、単に「金正日が悪い」「共産主義が悪い」と言うだけの単純化・一面化した物の捉え方では、経済グローバリズムの進行の下での中国政府と国際資本の結託や、北朝鮮の人権抑圧体制が南北冷戦体制の所産でありその解体抜きに根本的な問題解決にはならない事は、見えてきません。そういう北朝鮮や中国といった「特定の一国」限定の捉え方でなく、国際政治や経済の動向の中で関連付けて見ていかなければ、この問題の全体像は捉えられないのではないか。そう考えたので、キャッチコピーを上記の様に変更しました。

 この「人権抑圧」の部分ですが、実は「強制収容所」にしようか「個人崇拝」にしようか、少し迷いました。いっその事、「新自由主義(若しくは帝国主義ファシズム、等々)もスターリン主義もNO!」にしようかとも思いましたが、これだと「新自由主義」とか「スターリン主義」という言葉に馴染みの無い人にとっては何の事だか分らないし。それで最終的に、「強制収容所・個人崇拝・拉致・戦争・リストラ」諸々を全てひっくるめた「人権抑圧」という表現に落ち着きました。